「冷えやすい」「生理や更年期の不調がつらい」「むくみや疲れが取れない」
このような悩みを抱える女性に、東洋医学で特に重要とされているツボが**三陰交(さんいんこう)**です。
三陰交は“女性のツボ”とも呼ばれ、古くから婦人科系の不調を中心に幅広く用いられてきました。
三陰交とはどんなツボ?
三陰交は、肝・脾・腎という3つの重要な経絡が交わる場所にあります。
- 肝:血の巡りや情緒の安定を司る
- 脾:消化吸収・栄養・水分代謝を司る
- 腎:生命力・ホルモン・成長や老化を司る
この3つが交わる三陰交は、血・水・ホルモンバランスに深く関係するツボと考えられています。
三陰交の場所
三陰交は、内くるぶしの一番高いところから指4本分(約6〜7cm)上、すねの骨(脛骨)の内側にあります。
押すと「ズーン」と響くような痛気持ちよさを感じることが多いのが特徴です。
※左右両方にあります。
三陰交の主な効果
① 婦人科系の不調改善
三陰交は、生理痛・生理不順・PMS・更年期症状など、女性特有の悩みに幅広く使われます。
ホルモンバランスの乱れによるイライラやほてり、冷えの改善にも効果が期待されます。
② 冷え・むくみの改善
脾と腎の働きを整えることで、水分代謝が促され、足のむくみや冷えを和らげます。
特に下半身の冷えが強い方には重要なツボです。
③ 消化機能・代謝サポート
胃腸の働きを助け、栄養の吸収を高めることで、疲れにくい体づくりをサポートします。
代謝低下による体重増加やだるさにも用いられます。
④ 自律神経の安定
肝の気の流れを整えることで、ストレスや緊張をやわらげ、気持ちを落ち着かせる作用があります。
不眠や不安感がある方にもおすすめです。
東洋医学から見た三陰交の重要性
東洋医学では「女性は血をもって本となす」と考えられています。
三陰交は血の巡りを整えるだけでなく、年齢とともに弱りやすい「腎」を補うため、30代以降、特に40〜50代女性には欠かせないツボとされています。
更年期症状や疲れやすさ、老化に伴う不調の背景には、腎のエネルギー低下があると考えられており、三陰交はそのケアの中心となります。
自分でできる三陰交セルフケア
- 親指でゆっくり5秒押す → ゆるめる
- これを左右それぞれ5〜10回
- お風呂上がりや寝る前が効果的
強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じる強さがポイントです。
冷えが強い方は、お灸やカイロで温めるのもおすすめです。
※妊娠中の方は刺激を避けてください。
鍼灸治療での三陰交
鍼灸では、三陰交を単独で使うだけでなく、他のツボと組み合わせることで、
・ホルモン調整
・自律神経の安定
・体質改善
を目的とした施術を行います。
「症状だけを見る」のではなく、「体全体のバランスを整える」ことが、東洋医学の大きな特徴です。
まとめ
三陰交は、女性の体と深く関わる非常に重要なツボです。
冷え・むくみ・生理や更年期の不調・疲れやすさなど、さまざまな症状の根本にアプローチできます。
日々のセルフケアに取り入れつつ、つらい症状がある場合は、鍼灸など専門的なケアを併用することで、より安定した体調を目指すことができます。
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