【ツボ紹介】むくみ・だるさ・自律神経に効く「陰陵泉(いんりょうせん)」とは?

季節の変わり目や梅雨、そして蒸し暑い夏に体がだるくなったり、むくみやすくなる方はいませんか?そんなとき、東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」という概念で説明されることがよくあります。

そして、その湿邪による不調を緩和してくれるのが、今日ご紹介するツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」です。

🌿陰陵泉とは?

陰陵泉は、足の太陰脾経(たいんひけい)という経絡上に位置するツボで、体内の“湿(余分な水分)”の流れを整える働きがあります。

「陰=陰経(脾経)」、「陵=丘や坂」、「泉=水が湧く場所」という意味を持ち、まさに水の流れの調整役のような働きをしてくれるツボです。

📍ツボの場所(わかりやすく)

陰陵泉は、膝の内側の下にある骨(脛骨=すねの骨)をなぞっていき、指が止まる少しへこんだ場所にあります。

  • 足を軽く曲げた状態で、膝の内側から指をすねに沿ってなで下ろす
  • 骨の際が少し凹んでいる場所(骨の終わりの内側)で止まるところ

この位置は**「脛骨内側顆(けいこつないそくか)」の下縁にあるくぼみ**で、初心者でも比較的見つけやすいツボです。

 

☑️陰陵泉の効果

陰陵泉は、体内の「湿」をさばく作用に加えて、消化機能や自律神経のバランスにも関わっているため、以下のような不調に効果的とされています。

🌧️むくみ・水分代謝の異常

→ 湿気や冷えで代謝が滞ったときの足のむくみに

🌿胃腸の不調

→ 胃もたれ、食欲不振、軟便、下痢など。脾の調整に。

😵だるさ・倦怠感

→ 湿邪が体内に滞ることで生じる全身の重だるさを解消

🧠自律神経の乱れ・不安感

→ 内関や神門と合わせて使うことで、心の安定にもつながる

💡セルフケアとしての使い方

自宅でも気軽にケアできるのがツボの魅力。陰陵泉も以下の手順で簡単に刺激できます。

  1. 椅子に座り、片足を曲げて膝の内側を触れるようにする
  2. 陰陵泉の位置を見つけたら、親指または中指で垂直にゆっくり押す
  3. 5秒程度じんわり押してから離す。これを3〜5回繰り返す
  4. 左右の足どちらも行う

お風呂上がりや寝る前のリラックスタイムに行うのがおすすめです。強く押しすぎず、“気持ちいい”くらいの力加減で十分効果が期待できます。

📝鍼灸師による施術では…

専門家による鍼やお灸を用いた施術では、陰陵泉は非常に頻繁に使われます。特に、

  • 湿度の高い梅雨時期や夏
  • 胃腸が弱りやすい方
  • 精神的な不調と身体的なむくみがセットになっている方

などに、他のツボと組み合わせて「全体の気血水の巡りを調整」する際の要所となります。

🌼まとめ

「陰陵泉(いんりょうせん)」は、体内にたまった湿をさばき、胃腸・自律神経・心身のバランスを整えてくれる名ツボです。

むくみやだるさが続く、夏バテ気味、気分が不安定…そんなときは、一度このツボを優しく押して、体の巡りをリセットしてみてはいかがでしょうか?

ツボは、日々のちょっとしたケアから始められる東洋医学の入り口。ぜひ生活に取り入れて、元気な夏を過ごしましょう!

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