「骨盤が歪んでいると言われたことがある」「なんとなく姿勢が悪い気がする」「腰や膝の痛みがなかなか取れない」
このような悩みを持つ方は非常に多く、その原因の一つとしてよく挙げられるのが「骨盤の歪み」です。しかし、骨盤の歪みとは具体的に何を指し、なぜ体に不調を引き起こすのでしょうか。
■ 骨盤の歪みとは何か
骨盤は、左右の寛骨・仙骨・尾骨から構成され、上半身と下半身をつなぐ体の土台となる部分です。立つ・歩く・座るといった基本動作のすべてに関わっており、骨盤の位置が崩れると全身のバランスに影響を与えます。
一般的に「骨盤の歪み」と言われるものには、
- 前後の傾き(前傾・後傾)
- 左右の高さの違い
- ねじれ(回旋)
といった状態が含まれます。これらは骨そのものが大きく変形しているわけではなく、周囲の筋肉のアンバランスや生活習慣によって生じる位置ズレがほとんどです。
■ なぜ骨盤は歪むのか
骨盤の歪みの原因は、日常生活の何気ない癖の積み重ねです。
- 足を組んで座る
- 片側に体重をかけて立つ
- 長時間のデスクワーク
- スマートフォンを見るときの前かがみ姿勢
- 運動不足による筋力低下
特に50代以降は、筋力の低下や柔軟性の減少が進み、骨盤を正しい位置で支える力が弱くなります。その結果、若い頃には問題なかった姿勢の癖が歪みとして固定されやすくなります。
■ 骨盤の歪みが引き起こす体の不調
骨盤が歪むと、その上に乗っている背骨や股関節、膝、足首にまで影響が及びます。
代表的な不調としては、
- 慢性的な腰痛
- 股関節や膝の痛み
- 肩こり・首こり
- 冷えやむくみ
- 疲れやすさ
- 歩きにくさ、つまずきやすさ
などがあります。
特に膝や腰の痛みは、骨盤の歪みが原因で負担が偏ることで起こりやすく、「膝だけ」「腰だけ」を治療しても改善しにくいケースが多いのです。
■ 骨盤の歪みと女性の体の関係
女性は妊娠・出産やホルモンバランスの変化により、骨盤周囲の靭帯が緩みやすい特徴があります。更年期以降は筋力低下も重なり、骨盤が不安定になりやすくなります。
その結果、
- 下腹部が出やすい
- 姿勢が崩れやすい
- 膝や股関節に痛みが出やすい
といった悩みが増えていきます。
■ 骨盤の歪みは整えられるのか
骨盤の歪みは、正しくアプローチすれば改善が可能です。重要なのは「骨を無理に動かす」ことではなく、「骨盤を支える筋肉と動きのバランスを整える」ことです。
整体や鍼灸では、
- 骨盤周囲の筋肉の緊張を緩める
- 血流を改善する
- 股関節や背骨の動きを良くする
といった施術を行い、骨盤が自然に正しい位置に戻りやすい状態を作ります。
さらに、日常生活での姿勢改善や簡単な運動を取り入れることで、歪みの再発を防ぐことができます。
■ 日常でできる骨盤ケアのポイント
- 座るときは深く腰掛け、両足を床につける
- 片足重心を避ける
- 寝る前に軽いストレッチを行う
- お尻や内ももの筋肉を意識的に使う
これらの積み重ねが、骨盤の安定につながります。
■ まとめ
骨盤の歪みは特別なものではなく、誰にでも起こり得る体の変化です。しかし放置すると、腰痛や膝痛、姿勢不良などさまざまな不調を引き起こします。骨盤は体の土台であり、ここを整えることは健康な体づくりの第一歩です。早めにケアを始めることで、年齢を重ねても動きやすい体を保つことができるでしょう。
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