顔面神経麻痺とは?原因・症状・回復までの考え方

「朝起きたら顔が動かない」「口元から水がこぼれる」「片側の目が閉じられない」

このような症状で突然発症するのが顔面神経麻痺です。多くの場合、ある日急に起こるため、不安を強く感じる方も少なくありません。

顔面神経麻痺は、顔の筋肉を支配する**顔面神経(第7脳神経)**の働きが低下することで起こります。顔面神経は、表情筋の運動だけでなく、涙や唾液の分泌、味覚の一部にも関与しているため、症状は多岐にわたります。

顔面神経麻痺の主な症状

代表的な症状には以下のようなものがあります。

  • 片側の顔が動かしにくい、または動かない
  • 目を閉じられない、まばたきができない
  • 口角が下がる、食べ物や水がこぼれる
  • おでこにシワが寄らない
  • 味覚異常、涙が出にくい・出すぎる
  • 耳の後ろや周囲の痛み

症状の強さには個人差があり、軽度で済む場合もあれば、日常生活に大きな支障をきたすケースもあります。

顔面神経麻痺の原因

顔面神経麻痺の多くは末梢性顔面神経麻痺で、特に多いのが次の2つです。

① ベル麻痺

原因不明とされることが多いですが、ウイルス感染(単純ヘルペスウイルスなど)や免疫低下、強いストレス、冷えなどが関与すると考えられています。

② ハント症候群

水ぼうそうや帯状疱疹の原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスが関係し、耳の痛みや発疹、難聴、めまいを伴うことがあります。ベル麻痺に比べ、症状が重くなりやすい傾向があります。

その他、外傷、腫瘍、脳血管障害などが原因となる中枢性顔面神経麻痺もあります。

回復までの経過と注意点

顔面神経麻痺は、早期対応が非常に重要です。発症初期に適切な医療機関を受診し、薬物療法(ステロイドや抗ウイルス薬)を開始することで、回復率が高まるとされています。

回復までの期間は、軽度であれば数週間、重度の場合は数か月以上かかることもあります。回復途中で無理に顔を動かしすぎると、病的共同運動(目を閉じると口が動くなど)といった後遺症につながることもあるため注意が必要です。

鍼灸・整体からみた顔面神経麻痺へのアプローチ

鍼灸や整体では、顔だけでなく全身の状態を整えることを重視します。東洋医学的には、顔面神経麻痺は「気血の滞り」「風邪(ふうじゃ)の侵入」「自律神経の乱れ」などが関与すると考えられています。

  • 首・肩・背中の緊張緩和
  • 自律神経の調整
  • 血流改善
  • 顔面部への過度な刺激を避けた施術

これらを通して、神経の回復を妨げている要因を減らし、自然治癒力を高めるサポートを行います。

日常生活で気をつけたいポイント

  • 顔や首を冷やさない
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスをためすぎない
  • 目が閉じにくい場合は保護を徹底する
  • 自己流マッサージや過度な表情運動は控える

「何かしたほうがいい」と焦る気持ちが強くなりがちですが、回復期に合ったケアがとても大切です。

まとめ

顔面神経麻痺は突然起こり、不安の大きい症状ですが、適切な対応とケアによって回復が期待できる疾患です。早期の医療対応に加え、体全体のバランスを整えることが、回復を後押しする重要なポイントになります。

「なかなか回復が進まない」「体の緊張や不調も気になる」

そのような場合は、鍼灸や整体といった選択肢も含め、無理のない形でサポートを受けていきましょう。

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