和泉市の「のどか整体整骨院」が解説 腰痛の治し方

日本人の8割の方が経験すると言われている腰痛。今回はそれについて解説します!

まず腰痛はどんな事で起きるのか?挙げだすとキリが無いので代表的なものを挙げてみます

腰痛の原因

①腰のカーブが強すぎる

人間の背骨には生理的弯曲というものがあります。腰の部分だと前に沿っている前弯しているのが正常な状態です。その前に曲がっているカーブが腹筋と背筋のバランスが崩れて強くなってしまうことがあります。このカーブが強くなると腰の筋肉は常に張っている状態にあり硬くなっていき痛みやだるさが出てきます。

②腰のカーブが弱い

カーブが強いの逆で今度はまっすぐに近くカーブが失われている状態です。背骨全体は横から見ると緩やかなS字を描いていてそのカーブがしなる事で負担を逃がしています。腰のカーブが弱い事でその機能が働いていない状態。腰の部分の負担が逃がせずに筋肉が硬くなっていき痛みが出てきます。

③体重の増加

まさにそのままです。体重が増えるという事はその分の重りを体に巻きつけて生活する事と同じです。想像してみて下さい、例えば5キロ太った―となると5キロの重りを体に巻き付けたことと同じです。手で持っているだけでも重いのに身体にそれが付くという事は中心になっている腰にかなりの負担が増えるという事です。増えた重さの分だけ痛みに変わると言っても過言ではありません!

④筋力の低下

これはほとんどの腰痛に共通する事だと思います。今まで挙げた原因に関しても筋力の低下は必ずと言って良いほど関連しています。よく腹筋と背筋が弱いからだと言われたなどと聞きますが、一概に腹筋背筋と言っても表面に筋肉と深層の筋肉があります。誰もが想像する腹筋運動や背筋運動で着く筋肉は表面の筋肉です。それ以上に重要なのは深層の筋肉で一時期サッカー日本代表の長友選手が本を出したりしていた「体幹」の筋肉です。体幹に限らず筋肉はどんな人でも使わなければ退化します。年齢を追うごとにそのスピードは早くなっていきます。なのでトレーニングや運動をしていないとおのずと低下していき腰を支える筋肉が弱くなり負担に耐えられなくなり痛みが出てきます。

〇腰痛のストレッチ

腰の筋肉が硬くなると痛みは出るという事は上で説明した通りですが、自分でできる解決方法の1つとしてストレッチがあります。そのストレッチで重要なのが太ももの裏側の筋肉、ハムストリングスとお尻の筋肉、梨状筋、そして腰周りの起立筋です。

①ハムストリングス

よく座って両足を伸ばして手で足にされるか~とかこれくらい硬いよ~ってやるやつわかりますか?それが太ももの裏ハムストリングスが伸びる動きです。呼吸をしっかり深くしながら20秒ほど足に向かって伸ばしていきます。伸びて少し痛い場所を意識しながらゆっくりと続けて下さい。

②梨状筋

梨状筋はお尻の筋肉の一部です。腰を支える筋肉でもあるので腰痛の場合は硬くなっている事が多いです。

座って両足を伸ばして片足を曲げて外のくるぶしが反対の足の膝あたりに来るような形、4の時のような形にします。そして足をかけたまま伸ばしている方の足を曲げて胸に近づけていきます。この時にかけている方の足側のお尻の部分が伸びているのを意識して下さい。これも同じようにゆっくり呼吸をしながら20秒ほど左右両方行ってください。

③腰周りの筋肉

腰周りは前後左右たくさんの筋肉があります。今回は腰を捻る筋肉を伸ばすストレッチ。

まず寝転んで片足は伸ばしたままもう片方の足を曲げます。その曲げた足を横に倒して腰を捻ります。この時上半身は捻らないように気を付けてください。腰からお尻にかけて伸びているのを意識して下さい。