吸玉の(カッピング)の効果

こんにちは!のどか整体整骨院の鍼灸師加納です!

コロナの感染者数が増えていく中で、皆様もやはり感染しないように予防に心がけておられると思います。
それで今回は吸玉(カッピング)療法についてご紹介していきたいと思います!

吸玉療法とは、主に「血の流れの滞り」の改善を目指す療法になります!施術後は赤~紫色の跡が残るのが特徴です。 
吸玉療法は、数千年の歴史をもつ中国の民間療法の一つで、カップを皮膚に吸着させ、刺激を与えることで、血液の循環をはかり、血行を促進させていきます。血管の中にある老廃物(コレステロールなど)も、吸玉療法によってきれいに洗い流されていくので、そこから冷え性の改善やむくみの解消などにつながっていきます!

この吸玉療法で血液循環の改善で身体にもたらす効果はとても大きく、慢性疲労、自律神経の失調、ストレス、不眠症などの改善に関与します。そのほかにも表皮の再生を促進するため、美肌効果にも期待されています!

前述の施術後の跡の状態の良し悪しについては、主に三つのパターンに分かれます。

一つは跡の色が残らない、あるいはピンクから鮮やかな赤の場合は、代謝が良く健康的で血液循環がいい状態です。

二つは濃い赤から紫色、あるいは真っ黒なあざの場合、これは疲労がたまっていて血液の循環が悪い状態です。なぜこういう色になるのかといいますと、皮膚の表面まで血流が流れてなく、普通の場合は皮膚の方まで毛細血管が伸びていて栄養されているのですが、これは主にそうでない状態のことを指します。なので吸玉で皮膚に流れていないところまで血流を引っ張っていき、このような跡が残ります。この場合の跡ですと大体一週間で消えていきます。

そして残りの三つ目なのですが、これは先ほど紹介した二つ目の症状より悪い状態にあたります。
それは一つ目と同じように全く跡が残らない状態です。この方の特徴としましては、吸玉療法時にすごく痛がることが多いです。
一つ目の健常者の方の場合そこまで痛みは感じないです。この三つ目の方はどんな状態かといいますと、皮膚が固すぎて、吸玉の吸引力では、皮膚の表面まで引っ張れない状態になります。これは、この吸玉療法を繰り返すことにより、だんだん跡が残るようになり改善していけます!
吸玉療法の治療配分としましては人によって異なりますが、大体週に1回のペースで5回のペースが理想とされています。

吸玉療法を避けた方がいいケースは
・患部腫れていたり傷ついている
・早急に外科的手術を要するような急性疾患
・強度の全身性貧血
・皮膚かぶれやすい人
・妊娠中
   があたります!

今現在、コロナが猛威を振るっている中予防対策の一つとして、免疫力の向上がとても重要になっていきます。この吸玉療法も免疫力の向上に大きな助けになりますので、皆様もぜひ、吸玉療法でコロナに負けない身体を作っていけたらなと思います!