ぎっくり腰について

皆さまいつもお世話になっております鍼灸師の加納です!
今日は急に気温が低くなり、明日はもっと冷え込みそうですね!この時期はよく腰も痛まれる方もおられるので今回は腰痛の中でもよく聞くぎっくり腰についてお話しようと思います。

ぎっくり腰は急に起こった腰痛でよく呼ばれているのですが、一口で言ってもその痛みの原因は様々です。
腰椎にある関節や椎間板という軟骨に負荷がかかりすぎて損傷してしまったり、腰周囲の筋肉や人体の損傷などが多いです。主にねじったり中腰で重いものを運んだりしたときなどで負担をかけて起こることが多いです。
この腰痛に加え、もし臀部や足にしびれがある場合は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの可能性もあります。

ぎっくり腰になってしまった場合は、まず安静にしましょう。立てないぐらいの状態で無理に動こうとすると、腰痛がより悪化する可能性がありますので安静にすることが重要です。一番楽な姿勢をして深呼吸を繰り返し、過緊張している筋肉が緩み、痛みが少し落ち着きます。
また発症時は炎症が起きているので、3日間はお風呂に入らずにシャワーで済ませましょう。

立てないぐらいの状態からようやく何とか歩けるようになったらやっと治療を受けることができる状態になります。
当院の主な治療法としては、鍼灸療法と姿勢矯正(骨盤矯正)が主になります。
まずは動けるも痛みがまだまだきつい状態の場合は鍼灸治療で経穴を刺激し、炎症を抑えていきます。痛みが半分以下になり、検査をして体幹の筋力を確認し、状態を見て骨格の矯正を行っていきます。
特に骨格の歪みがひどいままだと、仮に痛みが治まったとしてもまたぎっくり腰を発症リスクが高い状態を抱えて日常生活を送ることになります。そしてその骨格を支える体幹の筋肉(腸腰筋など)
のトレーニングや、股関節周りの筋肉の柔軟性も上げていく必要があります。

鍼灸治療では患部に施術して炎症を抑えるのもそうなのですが、腰から離れている特定のツボも刺激するとより治療効果が上がります。
その中でも代表的なツボを今回もお伝えしていきたいと思います。
・委中・・・きつい腰痛でよく使われるツボがまずこの委中になります。場所は膝裏のしわの中央にあります。四総穴のうちの一つであり、腰背部の症状によく使われます。
・承山・・・この承山はふくらはぎの真ん中に位置するところにあるのですが、ここに刺激を加えると腰部の筋肉が緩み、緊張も解けやすいです。
・腰腿点・・・手の甲に二箇所あり、人差し指と中指、中指と薬指の骨が接するところの窪みにあります。
腎兪・・・前回紹介させて頂いた腎を補うツボで、腰椎から指二本分外側にあり、高さは一番下の肋骨の高さにあたります。寒い時期はカイロで温めてあげましょう。ただぎっくり腰の際は炎症反応が起きている状態ですので、腰部周辺を無理に刺激すると痛みがかえってキツくなる恐れがありますので、この場合はあまり抑えないようにしましょう。

腰が痛いままだと日常生活もままならなくなるので、もし腰痛でお辛い時は当院にお気軽にお問い合わせください!