上腕骨内側上顆炎

筋肉と関節の専門院 のどか整体整骨院 小西です!

以前に上腕骨外側上顆炎いわゆるテニス肘について書きましたが、今回はその反対側、肘の内側にある骨、内側上顆におこる炎症についてです!

内側上顆は上腕骨の肘の部分、腕を伸ばすと内側に一番出ている骨です。そこには、円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋、尺側手根屈筋が付いています。その筋肉たちが内側上顆から指や手の骨まで付いています。

あまり聞いたこともない筋肉ばかりですよね(笑)

だいたい字で書いている通りなのですが、指を曲げる、手首を曲げる、手首を内側に捻るという動作をする筋肉です。

テニス肘に対し反対側の内側上顆におこる炎症はゴルフ肘や野球肘と言われます。そのままゴルフや野球でのおこりやすいスポーツ障害です。ちなみにテニスでもフォアハンドを打つ時にはここに負担がかかるのでテニスでも起こる事はあります。

手首を曲げたり、クラブの衝撃に耐えたり繰り返しする事でその筋肉たちが付いている内側上顆が引っ張られ炎症が起きる事で、痛みが出てきます。起こってしまった炎症はその時だけではないので日常生活でも手首をまげたりするだけでも痛みが出るようになります。

まずはこうならないように予防するのが一番です。どうするか?

①使いすぎ、オーバーユースを避ける

そのままです。無理をしないというのが一番です。当院で一番多いケースが40代50代でゴルフやテニスにハマっている方々です。人間は生きている限り自然治癒力があり何歳だろうが回復するのですがどうしても年齢を追うごとに減少はしていきます。毎日何時間も使い続ける事で回復が追い付かず痛めてしまいます。どうしても楽しいしうまくなりたい一心でやりすぎがちですがしっかり自分の状態を知ってセーブする事も大切です。

②使う前、使った後のストレッチ

筋肉は自分で縮こまる事は出来ても伸びる事は出来ません。使う前には今から使うよ~としっかり伸ばしてあげる事で急にひっぱられて硬くなることは減ります。使った後は疲労で硬くなっているので伸ばして柔らかくしてあげてください。こうする事で引っ張りが弱まり痛みが出る可能性を減らす事が出来ます。

やり方は簡単。

まず腕を前にまっすぐ伸ばして、反対の手で人差し指から小指までを自分の方へひっぱります。こうすることで関連する筋肉が伸ばされます。ゆっくり20秒ほど数えて下さい。

もし痛みが出てしまったら?

予防とよく似ていますが安静とストレッチです!

単純ですが使わない事で早く治ります。負担を減らすだけでもかなりプラスになります。日常生活のレベルではそこまで大きな負担にはなりにくいです。

そして一番早く治るのが治療を受ける事です。炎症を抑える薬や湿布などもありますが、直接患部に関する筋肉を手や鍼灸治療などで治療する事で自然治癒力もあがり格段に治癒スピードが上がります。

もしお困りの方はすぐご相談下さいね~!

野球でのスポーツ障害 肩の痛み

前回にも引き継ぎ、今回は野球について話します。

1904年のセントルイスオリンピックで公式競技となり初めて実施されました!!!

1912年ストックホルムオリンピックで再び公式競技となり、1936年にベルリンオリンピックと続き、1952年にヘルシンキオリンピックではフィンランド式野球を公式として実施されており、正式種目としてなることはありませんでした!!

以後、1956年メルボルンオリンピック、1964年東京オリンピック、1984年ロサンゼルスオリンピック、1988年ソウルオリンピックで公式競技として4大会連続で公式となりました

そんな野球で多く怪我をしやすくてよく使う部位は肩です!
肩の痛みを整骨院で治せるのは野球肩になってきます!!

野球肩とは、野球の投球動作で起こってくるのですが、他にも起こりやすいスポーツがあります。テニス・バレーボールのサーブ・スマッシュ等、肩を大きく回転さす動作を何回も繰り返すようなスポーツで起こってくる動作の肩の痛みが野球肩と言われます!!

関節包や肩関節に付着する肩の構成する筋肉や鍵盤のほかにも骨の損傷によるものがいり、損傷の部位によっては、肩のを前側に上げたときや後ろ側にあげた時には上腕部分が痛みが出やすいです!!!

野球肩の原因としては、過度な投球動作を何回も繰り返す動作が原因となっていることが多くありますが、体幹や股関節の柔軟性が乏しいことからも多く、肩や肩甲骨周囲の筋力の弱さからも多くて、不適切な動作フォームなどでの、様々な体からくる要因にも考えれやすくなります!!!

野球肩の原因の中でも一番多いのがインピンジメント症候群と言う症状です。肩を過度に使うことにより、肩甲骨の肩峰や靱帯に上腕骨頭が衝突することによって、肩の腱板がはさみこまれて、肩峰下滑液包の炎症が起こっているもので、肩が痛みまが生じてくるのです!!!

整骨院での治療法としては、
肩関節の動きの検査をさせてもらい、どのような痛みが出ているかを確認させてもらった上で治療をさせてもらいます!!!
肩関節の筋肉を緩めていき、その後肩の痛みや炎症症状を抑えていくため肩関節に鍼灸治療をやっていきます!!!
肩関節を動かした時に痛みが出にくいようにするために肩関節へのテーピング療法!!
それでも治りにくい人でしたら、急性の場合は、超音波治療を取り入れながら治療をすることで痛みや炎症症状を最短で抑えることがでます!!!