姿勢や身体の歪みなどに重要な骨盤底筋

皆様こんにちは!小西です。

外出規制がかかっている今家で過ごす時間が多くなっている方が多いのではないでしょうか?
ずっと家にこもりっぱなしだと身体が訛ってきたりするので適度な運動は心がけて下さいね!

今回お話させて頂くのは「骨盤底筋」についてです!
家でできるトレーニングもあとで紹介するのでやってみて下さいね!

そもそも骨盤底筋ってご存知ですか?

骨盤底筋とは骨盤の底ににある4つの筋肉の総称です。
その筋群は骨盤内臓器(膀胱や直腸など)を下から支え排尿、排便などのコントロールをしています。
この筋肉は主に出産や加齢、体重増加などで低下していきます。

〇骨盤底筋群の筋力低下で引き起こす事
・膀胱や直腸を支えて排尿、排便をコントロールしているので、尿漏れや頻尿、過活動膀胱
・骨盤を下から支えているので内臓が下がってきて下っ腹がポッコリ出て来て猫背や姿勢が悪くなる
・骨盤を安定させているので歪みを引き起こし身体の歪み
・体の歪みからくる腰痛や膝痛

この骨盤底筋の低下によって引き起こす事を改善するにはトレーニングにより筋力を強化する事と歪みが出ている骨盤の矯正です。
骨盤底筋は腕や足などの筋肉と同じ横紋筋なのでトレーニングをすると強くなっていきます。

〇骨盤底筋のトレーニング
骨盤底筋には速筋と遅筋があります。速筋は咳やくしゃみなどをした時に尿が漏れないように尿道を締める働き、遅筋は尿道を締め続ける筋で排尿を我慢する働きをしています。この速筋と遅筋の両方の筋をトレーニングする事がより効果的です。

1.仰向けの姿勢
①仰向けに寝て、足を肩幅に開き、ひざを立てます。身体の力を抜き、おなかの力を抜きます。
②肛門と膣を締め、息を吸いながら肛門、膣を胃のほうに吸い上げるような感じで締めます。ゆっくり5秒数え
力を抜きます。これを5回行います
③肛門、膣を速いテンポで閉めたり緩めたりします。5回を1セットとして1日で5回の運動をします。

2.ひじやひざをついた姿勢で
①床にひざをつき、クッションの上にひじをたてて、手にあごをのせます。
②肛門と膣をゆっくり締め、締めたままゆっくり5秒数えます。力を抜き、また締めます。

3.机にもたれた姿勢で
①机のそばに立ち、足を肩幅に開きます。手も肩幅に広げ、机につけます。
②その姿勢で体重を全部腕にのせます。背中はまっすぐ伸ばし、頭を上げて前を見ます。
③肩とおなかの力を抜いて、肛門と膣を締めます。

4.座った姿勢で
①床につけた足を肩幅に開き、背中をまっすぐに伸ばし、頭を上げて前を見ます。
②肩の力を抜き、おなかが動かないように、またおなかに力が入らないように気をつけながら、ゆっくりと肛門と膣を締めます

この運動を続ける事で排尿や排便に悩んでない方ででも予防が出来ますし体のバランスを安定させることができるので是非やってみて下さい!
痛みや不調は出る前に予防できるのが一番です!!