膝が痛む!半月板損傷!

この季節になると冷えて関節が痛くなってくる事ありませんか?
特に膝などはお聞きする事が多いように感じます。

それは半月板損傷かもしれません!

半月板とは?
膝関節は太ももの骨である大腿骨とすねの骨である脛骨が繋がって出来ている関節です。
その繋ぎ目にあるC型をした軟骨のような物です。外側と内側にありこの半月板がクッションの役割をして衝撃や負担を緩和しています。
これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの時に痛みがでたり、ひっかかるように感じます。
損傷がひどい場合はいわゆる膝に水が溜まる状態になったり、膝が急に動かなくなる「ロッキング」という状態になり歩くのも痛い状態になります。
歩くことや走るなど日常の動作の中での膝にかかる負担を軽減してくれているとても大事なクッションの役割をしてくれている軟骨です。

どういう時に痛めるか?
スポーツで痛める事が特に多くあります。体重が加わった状態での捻りの動作や衝撃により痛めます。
例えばバスケットボールの試合中、足を踏ん張って前以外の方向へ素早く移動しようとした際にグキッと…
最悪の場合半月板だけでなく膝関節の大きな役割を持つ靭帯である前十字靱帯なども一緒に損傷する場合もあります。
自分は学生時代にバスケットボールをしていたのでこのケガをしている人は何人も見ています。かなりの痛みがあるようで復帰にもかなり時間がかかります。
そして当院でも相談が一番多いであろう加齢からの痛みです。
「お医者さんいったら年やから仕方ない言われたわ」かなり多いパターンではないでしょうか。
ただこれは年を取ったからと言って必ず痛みがでるわけではないのです。
半月板も年を取ります。生きてきた分ずっとクッションとして支えているわけですから弱ってくるのは当たり前です。
少しづつクッションが弱くなってきて痛めやすくなっている所に何かしらのきっかけ、普段以上に負担のかかる事をした時などに痛みが出てきます。

どうすればわかるの?
痛い時はお医者さんにいってレントゲン!だいたいはこの流れですが、半月板はレントゲンに写りません。
完全に診断するにはMRI検査をする必要があります。
症状の経過を診たり、徒手検査でもわかる方法はあるのですが確実ではありません。そこまで診て疑いがあればMRIを撮るという事になります。
ちなみに徒手検査であれば整骨院でもできるのですぐにご相談ください。