殺菌・抗菌・除菌などの違いとは?

こんにちは!のどか整体整骨院の小西です。

新型コロナウィルスの勢いが収まらず、ついに全国の小学校、中学校が閉鎖要請まで来ましたね~!
検査や治療などの体制もまだ明確になってないのでこれからが少し不安ですね(^_^;)
僕にも小学校1年生と4歳の子供がいるので心配です。
少しでも感染の確率を減らす為にも普段からの対策が大切ですね!

そもそもよく目にする抗菌!とか除菌!とか消毒!って違いを知っていますか?

この言葉は大きく二つに分ける事が出来ます。
「菌を殺すもの」と「菌を殺さないが増殖を抑えるもの」です。

「菌を殺すもの」は「殺菌」です!
そして「殺菌」のなかにさらに「消毒」と「滅菌」があります。
消毒は病原性のある細菌(病原菌)を感染症を防げる所まで殺す事
滅菌は病原性の有無にかかわらず、すべての微生物を殺す事です。
ドラッグストアなどで絆創膏やガーゼなどに書いてある「滅菌済」というものはすべての微生物が存在しないという事なのですね!

「菌を殺さないが増殖を抑えるもの」には抗菌と除菌があります。
両方ともそのままでついた菌を殺したりせずに増殖を防ぎます!
しかし2つとも違いが少しあります。

抗菌は完全に増殖を抑えるのみでありそれ以上はありません。除菌は増殖も抑えますがある程度の菌を取り除く事ができます。
よく見る洗剤やウエットティッシュなどの除菌という事の概念は
「除菌効果がないものを使った時と比べて対象になる物から生きた微生物をある程度減らす」そうです。
ただ除菌と抗菌は菌を殺すものではないという事は気を付けたほうがよさそうですね!

自分もなんとなく殺菌や除菌などの違いをあまり知らないまま使っていましたが色々ビックリでした!
「抗菌って菌とかいる場合あるんやん!」「滅菌って病原性のない物まで殺してまうやん!」

知らずに使うよりちゃんと知っていないといけないですね!ただでさえ今の状況なので。
やはり予防の一番有効的なのは手洗いうがいだそうです。

薬用のハンドソープを使って10秒揉み洗いした後、15秒すすぐというのを2回繰り返すと
約100万個あった菌が数個にまで減るそうです。
ぜひやってみて下さい!
結果としては菌が見えないので目ではわかりませんが、今の時期に限らずインフルエンザや風邪などほとんどの物に有効な手洗いなので普段からこの洗い方は気を付けてやっていく方がよさそうですね!

新型コロナウィルスはこれから2週間ほどがピークだと言われています!
手洗いうがいは必ずやって少しでも予防していきましょう!

テニスの歴史と起こりやすいケガ

前回の野球に続き今回はテニスでおこるケガを紹介したいと思います!

今や当たり前のようにオリンピックの競技として行われていますが、最初はどこから始まったのでしょうか?

1896年の第1回近代オリンピックにおいてすでに正式種目として行われていました。
そして1920年にテニス界は「アマチュア」と「プロフェッショナル」との二つに分けられることになります。
国際オリンピック委員会によりこれを1928年アムステルダム五輪以降から一度オリンピック競技から外されることになりました。そしてその後1968年まで外れる事になります。

1960年代末まで、アマチュアで一定成績を残した選手はその後「プロテニス選手」に転向し1968年から4大大会の「オープン化措置」が実施された。これは実質的なプロ解禁であり、以後テニスツアーに参加する選手はプロフェッショナルであることが一般的になりました。

そして同年メキシコシティーオリンピックでようやく正式競技としてテニスが復活する事になります!
こうして完全にプロの存在を認めたテニスがオリンピック競技として復活するために、1980年にオリンピック改革として「アマチュア憲章の放棄」と「プロフェッショナルの解禁」を掲げた!!

これまでプロの参加が認められていなかったのですが、この「プロフェッショナルの解禁」が行われる事によって1980年代から複数の競技でプロフェッショナルの参加が認められるようになったそうです。

テニスも1988年ソウルオリンピックからプロのプレーヤーが参加できるトーナメントとして再び復活を遂げました。

ざっくりですがオリンピック正式種目になるまでの流れですが、最初はもうすでに第1回からあったことには驚きですね!

さて本題のテニスでおこるケガについてですが、

一番有名で一番多いといっても過言ではないのが「テニス肘」

テニス肘とは正式名称は内•外側上顆炎とも言われており、フォアハンドやバックハンドで打った際に前腕の筋肉に負担がかかり肘の内側にある内側上顆、または外側にある外側上顆に炎症が起きてしまうケガです。

特に中年以降のテニスをやられている方々に多く生じやすいです。
一般的に年をかさねていくににつれて肘の腱が弱くなっていくことにより起こりやすくなります。

原因については十分にはわかってはいないのですが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。
短橈側手根伸筋とは手首(手関節)を伸ばす働きを行なっている筋肉です。

症状としては、物をつかんで持ち上げるような動作やタオルをしぼるような動作をする時に、肘の内•外側から前腕にかけて痛みが発症することが多くあり、特段多くの場合には安静時の痛みが出るということは少ないです。

治療法としては、肘への鍼灸治療の施術を行なって痛みや炎症症状を抑えるようにしていく治療、炎症の起きている原因の筋を緩める手技治療、電気治療などを行う事で早期回復を促す事ができます。
手はどうしても日常生活の中で良く使う部位なのでどうしても治癒が緩慢になりがちです。
使う事によって悪化、治癒の緩慢が起こってくるのでできるだけ使わないようにする事が早期回復に繋がります。

野球でのスポーツ障害 肩の痛み

前回にも引き継ぎ、今回は野球について話します。

1904年のセントルイスオリンピックで公式競技となり初めて実施されました!!!

1912年ストックホルムオリンピックで再び公式競技となり、1936年にベルリンオリンピックと続き、1952年にヘルシンキオリンピックではフィンランド式野球を公式として実施されており、正式種目としてなることはありませんでした!!

以後、1956年メルボルンオリンピック、1964年東京オリンピック、1984年ロサンゼルスオリンピック、1988年ソウルオリンピックで公式競技として4大会連続で公式となりました

そんな野球で多く怪我をしやすくてよく使う部位は肩です!
肩の痛みを整骨院で治せるのは野球肩になってきます!!

野球肩とは、野球の投球動作で起こってくるのですが、他にも起こりやすいスポーツがあります。テニス・バレーボールのサーブ・スマッシュ等、肩を大きく回転さす動作を何回も繰り返すようなスポーツで起こってくる動作の肩の痛みが野球肩と言われます!!

関節包や肩関節に付着する肩の構成する筋肉や鍵盤のほかにも骨の損傷によるものがいり、損傷の部位によっては、肩のを前側に上げたときや後ろ側にあげた時には上腕部分が痛みが出やすいです!!!

野球肩の原因としては、過度な投球動作を何回も繰り返す動作が原因となっていることが多くありますが、体幹や股関節の柔軟性が乏しいことからも多く、肩や肩甲骨周囲の筋力の弱さからも多くて、不適切な動作フォームなどでの、様々な体からくる要因にも考えれやすくなります!!!

野球肩の原因の中でも一番多いのがインピンジメント症候群と言う症状です。肩を過度に使うことにより、肩甲骨の肩峰や靱帯に上腕骨頭が衝突することによって、肩の腱板がはさみこまれて、肩峰下滑液包の炎症が起こっているもので、肩が痛みまが生じてくるのです!!!

整骨院での治療法としては、
肩関節の動きの検査をさせてもらい、どのような痛みが出ているかを確認させてもらった上で治療をさせてもらいます!!!
肩関節の筋肉を緩めていき、その後肩の痛みや炎症症状を抑えていくため肩関節に鍼灸治療をやっていきます!!!
肩関節を動かした時に痛みが出にくいようにするために肩関節へのテーピング療法!!
それでも治りにくい人でしたら、急性の場合は、超音波治療を取り入れながら治療をすることで痛みや炎症症状を最短で抑えることがでます!!!

新型コロナウイルスについて

こんにちは!のどか整体整骨院の小西です!

最近中国を中心に拡大していっている新型コロナウイルス…こわいですね(^_^;)
新型という事もありワクチンや検査キットも追い付いておらず日本でもどんどん出て来ています。
今現時点では世界で約4万5千人ほどの感染者がでており、日本でも話題になっているクルーズ船での感染も含めて約520人の感染者が確認されているそうです!
これからどうなっていくのか…

そもそもどんなウイルスでどうなるの?という事で少しだけ調べてみました!

〇どんなウイルス?
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで人に感染するものは6種類あるそうです。
6種類も!?ウイルスって単独でなくていくつかの種類が含まれているんですね(^_^;)
その内の2つは、2015年頃に韓国や中国で拡大した中東呼吸器症候群(MERS)1293人の感染者と458人の死亡者が出たそうです。もう1つは急性重症性呼吸器症候群(SARS)2003年頃中国を中心に拡大し8096人の感染者と774人の死者が出たそうです。この二つが含まれている様です!
とても衝撃的で記憶にも残っているこのウイルスたちが含まれているって言うだけでも恐ろしく感じてしまいます(・_・;)
他のこり4種類は一般の風邪の原因の10~15%を占めるそうです。

〇予防は?
人から人へうつるので風邪やインフルエンザと同じで咳をする時にマスク、ハンカチなどで口や鼻をおさえるいわゆる「咳エチケット」や手洗いなどで感染症予防ができる様です。
結局は基本的な事なんですね~!手洗いは必ずしないと!

これはたしかではない余談ですがウイルスを持っている人がマスクをしないと持っていない人がマスクをしていてもあまり効果がないという事も言われているようです。
これが本当なら転売で高額でマスクが売られているほど売れているマスクって…(^_^;)

〇どの様に感染するのか?
現時点では2つあるようです。

①飛沫感染
これはもう風邪やインフルエンザでも同じですね。
感染者のくしゃみや咳、つばなどを口や鼻から吸い込んで感染。
これはもう「咳エチケット」必須ですね
狭い空間で人が多い場所、電車や映画館などが危険です!

②接触感染
感染者がくしゃみや咳を抑えた手でモノに触れるとそこにウイルスが付きます。
それに触った人の手に付着して、そこから口や鼻の粘膜へ感染。
たくさんの人が触る場所、電車のつり革やドアノブなどが危険!

SARSやMERSの感染者や死亡者の数を見ると新型コロナウイルスのダントツの感染者数を見て驚愕です(・_・;)

とにかく手洗い!うがい!そして人ごみを避ける!ですね!

そして免疫力を上げておく事も大切です!食事と十分な睡眠!

鍼灸治療でも免疫力を上げる事もできますよ~!

少しでも早い終息を願っています。

和泉市ののどか整体整骨院が解説!胸郭出口症候群とは!?

電車で吊り革を持っている時や腕を上にあげている時に、腕のだるさや痺れ、冷たく感じるなどの症状がでる時はありませんか?

その症状「胸郭出口症候群」かもしれません!!

今回は「胸郭出口症候群」について和泉市ののどか整体整骨院が解説していきます!

〇胸郭出口症候群とは?

頸から出ている神経がいくつか束になっている腕神経叢という神経が手の方に向かって走っています。その腕神経叢が手に向かう途中に3つのトンネルを通ります。そのどこかのトンネルで絞扼されてしまい症状がでる状態を言います。

・1つ目のトンネル 斜角筋隙

腕神経叢が頚から手に至るまでの1つ目のトンネルが斜角筋隙です。これは前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨で構成されている三角の隙間です。デスクワークなどで首の疲労が蓄積し前斜角筋と中斜角筋が緊張し張って来ることで第1肋骨を引き上げこの三角の隙間が狭くなってしまいます。ここで腕神経叢が圧迫されている状態は斜角筋症候群と言います。

・2つ目のトンネル 肋鎖間隙

1つ目のトンネルを通過した腕神経叢と鎖骨下動脈を待ち受けるのは肋鎖間隙です。上面が鎖骨(鎖骨下筋)と底面が第一肋骨で構成されたトンネルです。なで肩のように鎖骨が下した状態だと上面が狭くなり圧迫されやすくなってしまいます。そして腕を上げた状態にすると鎖骨は後方に回旋しトンネルが狭くなり圧迫されます。このトンネルで圧迫される状態を肋鎖症候群と言います。

・3つ目のトンネル 小胸筋下間隙

腕神経叢と鎖骨下動脈が最後に通るトンネルが小胸筋下間隙です。烏口突起から始まる小胸筋が上面を構成し、強靭な烏口鎖骨靭帯が底面を構成すする線維性トンネルです。肩の関節を外転させると下に走っていた腕神経叢と鎖骨下動脈が上に行く事になります、そのため支点部分に負荷がかかり絞扼が生じます。ここでの圧迫を過外転症候群と言います。

この3つのトンネルのどこかで神経の圧迫が起こり症状が出る事を胸郭出口症候群と言います。

〇この症状に対しての治療は?

どのトンネルで絞扼が起こっているかがわかれば治療は十分に行う事が出来ます。その為の検査を行う事で特定して、手での治療、関節や筋肉を調整するや矯正、鍼灸での東洋医学的なアプローチも効果的です。

当院では提携クリニック、泉大津にあるあいの泉クリニックと提携している事で鍼灸治療も保険適応する事が出来ます。治療は回数が必要になってくるので少しでも受けて頂きやすしています。少しでも気になる事がある時はすぐにご相談下さいね!

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和泉市 整骨院

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のどか整体整骨院

膝が痛む!半月板損傷!

この季節になると冷えて関節が痛くなってくる事ありませんか?
特に膝などはお聞きする事が多いように感じます。

それは半月板損傷かもしれません!

半月板とは?
膝関節は太ももの骨である大腿骨とすねの骨である脛骨が繋がって出来ている関節です。
その繋ぎ目にあるC型をした軟骨のような物です。外側と内側にありこの半月板がクッションの役割をして衝撃や負担を緩和しています。
これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの時に痛みがでたり、ひっかかるように感じます。
損傷がひどい場合はいわゆる膝に水が溜まる状態になったり、膝が急に動かなくなる「ロッキング」という状態になり歩くのも痛い状態になります。
歩くことや走るなど日常の動作の中での膝にかかる負担を軽減してくれているとても大事なクッションの役割をしてくれている軟骨です。

どういう時に痛めるか?
スポーツで痛める事が特に多くあります。体重が加わった状態での捻りの動作や衝撃により痛めます。
例えばバスケットボールの試合中、足を踏ん張って前以外の方向へ素早く移動しようとした際にグキッと…
最悪の場合半月板だけでなく膝関節の大きな役割を持つ靭帯である前十字靱帯なども一緒に損傷する場合もあります。
自分は学生時代にバスケットボールをしていたのでこのケガをしている人は何人も見ています。かなりの痛みがあるようで復帰にもかなり時間がかかります。
そして当院でも相談が一番多いであろう加齢からの痛みです。
「お医者さんいったら年やから仕方ない言われたわ」かなり多いパターンではないでしょうか。
ただこれは年を取ったからと言って必ず痛みがでるわけではないのです。
半月板も年を取ります。生きてきた分ずっとクッションとして支えているわけですから弱ってくるのは当たり前です。
少しづつクッションが弱くなってきて痛めやすくなっている所に何かしらのきっかけ、普段以上に負担のかかる事をした時などに痛みが出てきます。

どうすればわかるの?
痛い時はお医者さんにいってレントゲン!だいたいはこの流れですが、半月板はレントゲンに写りません。
完全に診断するにはMRI検査をする必要があります。
症状の経過を診たり、徒手検査でもわかる方法はあるのですが確実ではありません。そこまで診て疑いがあればMRIを撮るという事になります。
ちなみに徒手検査であれば整骨院でもできるのですぐにご相談ください。

吸い玉・カッピング療法!

吸い玉やカッピング治療って聞いたことありますか?

透明のカップを皮膚にあてて中の空気を抜き滞った血液を皮膚の表面まで吸い上げ一気に流す治療です。

〇吸い玉の適応症状

肩や腰などのコリや痛み、肌荒れや便秘など血行やリンパの流れが悪くなっておこる症状です。肩や腰などの筋肉は血行が悪い事で硬くなり痛みやだるさなどを引き起こします。肌荒れや便秘なども同じで流れが悪くなる事で出てきます。

そのそれぞれに対しての部分の血を吸い上げ流す事で血行が良くなり症状が改善します。

〇吸い玉の反応

皮膚を吸い上げ時間を置く事で取った後に反応が出ます。それが内出血のような色がでます。これは濃ければ濃いほど状態が悪い証拠です。その反応によって今の状態も判別できます。何度も繰り返すうちにこれが薄くなっていき改善します。

吸い玉をするとかなりすごい跡が残るのですがこれは1週間ほどで消えます。個人差はありますが基本的にはそれくらいで消えます。状態が良くなってくると消えるのも早くなります。

〇吸い玉の良い点

吸い玉は鍼灸治療の1つとして効果的ですが、鍼やお灸と同じように手技療法で指や手などでは届かない深い所までアプローチできるという優れた治療法です。

筋肉や関節を手での治療や矯正などで施術する事に加えてする事で違う角度からのアプローチができるので飛躍的に治癒のスピードが早くなります。

 

和泉市の「のどか整体整骨院」が解説 腰痛の治し方

日本人の8割の方が経験すると言われている腰痛。今回はそれについて解説します!

まず腰痛はどんな事で起きるのか?挙げだすとキリが無いので代表的なものを挙げてみます

腰痛の原因

①腰のカーブが強すぎる

人間の背骨には生理的弯曲というものがあります。腰の部分だと前に沿っている前弯しているのが正常な状態です。その前に曲がっているカーブが腹筋と背筋のバランスが崩れて強くなってしまうことがあります。このカーブが強くなると腰の筋肉は常に張っている状態にあり硬くなっていき痛みやだるさが出てきます。

②腰のカーブが弱い

カーブが強いの逆で今度はまっすぐに近くカーブが失われている状態です。背骨全体は横から見ると緩やかなS字を描いていてそのカーブがしなる事で負担を逃がしています。腰のカーブが弱い事でその機能が働いていない状態。腰の部分の負担が逃がせずに筋肉が硬くなっていき痛みが出てきます。

③体重の増加

まさにそのままです。体重が増えるという事はその分の重りを体に巻きつけて生活する事と同じです。想像してみて下さい、例えば5キロ太った―となると5キロの重りを体に巻き付けたことと同じです。手で持っているだけでも重いのに身体にそれが付くという事は中心になっている腰にかなりの負担が増えるという事です。増えた重さの分だけ痛みに変わると言っても過言ではありません!

④筋力の低下

これはほとんどの腰痛に共通する事だと思います。今まで挙げた原因に関しても筋力の低下は必ずと言って良いほど関連しています。よく腹筋と背筋が弱いからだと言われたなどと聞きますが、一概に腹筋背筋と言っても表面に筋肉と深層の筋肉があります。誰もが想像する腹筋運動や背筋運動で着く筋肉は表面の筋肉です。それ以上に重要なのは深層の筋肉で一時期サッカー日本代表の長友選手が本を出したりしていた「体幹」の筋肉です。体幹に限らず筋肉はどんな人でも使わなければ退化します。年齢を追うごとにそのスピードは早くなっていきます。なのでトレーニングや運動をしていないとおのずと低下していき腰を支える筋肉が弱くなり負担に耐えられなくなり痛みが出てきます。

〇腰痛のストレッチ

腰の筋肉が硬くなると痛みは出るという事は上で説明した通りですが、自分でできる解決方法の1つとしてストレッチがあります。そのストレッチで重要なのが太ももの裏側の筋肉、ハムストリングスとお尻の筋肉、梨状筋、そして腰周りの起立筋です。

①ハムストリングス

よく座って両足を伸ばして手で足にされるか~とかこれくらい硬いよ~ってやるやつわかりますか?それが太ももの裏ハムストリングスが伸びる動きです。呼吸をしっかり深くしながら20秒ほど足に向かって伸ばしていきます。伸びて少し痛い場所を意識しながらゆっくりと続けて下さい。

②梨状筋

梨状筋はお尻の筋肉の一部です。腰を支える筋肉でもあるので腰痛の場合は硬くなっている事が多いです。

座って両足を伸ばして片足を曲げて外のくるぶしが反対の足の膝あたりに来るような形、4の時のような形にします。そして足をかけたまま伸ばしている方の足を曲げて胸に近づけていきます。この時にかけている方の足側のお尻の部分が伸びているのを意識して下さい。これも同じようにゆっくり呼吸をしながら20秒ほど左右両方行ってください。

③腰周りの筋肉

腰周りは前後左右たくさんの筋肉があります。今回は腰を捻る筋肉を伸ばすストレッチ。

まず寝転んで片足は伸ばしたままもう片方の足を曲げます。その曲げた足を横に倒して腰を捻ります。この時上半身は捻らないように気を付けてください。腰からお尻にかけて伸びているのを意識して下さい。

 

温めるの?冷やすの?

腰が痛い!肩が痛い!

しかしこんな時冷やした方がいいの?温めた方がいいの?なんて時ないですか?

どうものどか整体整骨院院長の小西です!

悩みどころですよね~なんとなく、痛い時は冷やすというイメージがあるし温めるのもいいと来た事あるし…

答えは…時と場合による!!

そりゃそうですよね(笑)

簡単に言うと急性の痛みの場合は冷やす。

慢性的な痛みの場合は温める。

ちなみに急性は急激に出た症状、例えば足を捻った、ぎっくり腰などがこれにあたります。逆に慢性は肩こりなど長い間悩まされている症状の事です。

急激に痛めた場合、患部は熱をもってズキズキとした痛みが出ます。この部分を冷やして熱を抑える事で痛みも軽減し治りも少し早くなるという事です!

〇冷やし方

冷やし方としてはよくある湿布ではなく氷嚢などを使い徹底的に冷やす方が良いです。袋や氷嚢などに氷を入れ、アイシングパックでも良いです。患部にあてて10分から15分ほど冷やします。この時にどんどん冷たいからビリビリという感覚になっていき最後にはほとんど感覚がなくなってくるほどになります。それでアイシングが完了です。もし足や手などの場合は心臓より上にあげておくことで血流が抑えられより効果が出ます。

冷やすと一言で言ってもここまでしっかりやる事が大切です。

〇温め方

温め方はホットパックを使うのが一番簡単です。特に多いのが肩、腰だと思います。レンジで温めて使うホットパックが市販でもあります。それを使って時間は特に制限ありませんが長くやってもらっても大丈夫です。カイロなどは温かいですがあまり深い所まで温める力はないので大きな効果は認められないです。遠赤外線の効果がある物が好ましいです。

これからの時期はとくに冷え対策が必要です。慢性的な痛みを抱えている場合は冷やさない事が大切です!

直接肌が出ないようにする、特に首などは出ている服ばかりなのでスカーフなど薄い物でも良いので一枚まいておくだけでも対策には良いです。

冬に向けて冷え対策の準備をしていきましょうね!

冷えにはお灸も効果的ですよ~

和泉市の「のどか整体整骨院」が解説 正しい猫背矯正とは?

誰もが耳にした事があるであろう「猫背」

実際にこの「猫背」で悩んでおられる方もいるのではないでしょうか?

はたまた自分では悩んでいないけどよく周りの人に言われる、うちの子供は猫背などなど

今日はこの猫背について解説させて頂きます。

そもそも「猫背」って何か?

人間の脊柱(背骨)は大きく分けて、首の部分である「頸椎」、背中、胸にあたる「胸椎」、腰の部分にあたる「腰椎」に分けられます。それぞれ頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個あり、その多数の骨が連なりあって一本の脊柱になって生理的湾曲を形成し役割を果たしています。

ではこの生理的湾曲とは?

横から立っている姿勢を見ると、頸椎はがやや前に湾曲、胸椎は後ろに湾曲、腰椎は前に湾曲しています。緩やかなS字を描くような形です。この緩やかなカーブが生理的湾曲です。この湾曲がある事で人間の一番重い部分である頭の重みや身体の負担を軽減する役目を果たしています。猫背はこの生理的湾曲が崩れてしまいます。

ではどんな状態?

猫背と聞くと背中が丸く顔が前に出ているような状態を想像すると思います。生理的弯曲の状態で説明すると…

頸椎の前への湾曲が弱くなりまっすぐ前に行き、胸椎は過剰に後弯、腰椎はパターンにもよりますが弯曲が無くなりまっすぐに近くなるか、弯曲が過剰になるかのどちらかです。

このように猫背はただ背中が丸くなっているのではなくたくさんの要素が重なって起こっています。ただ背中を伸ばすためにバキッとやるだけの矯正ではなかなか改善には至りません!

和泉市の「のどか整体整骨院」が解説 猫背矯正に必要な取り組み

 

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和泉市の「のどか整体整骨院」が解説 人生を変える猫背矯正

この状態、一度自分でやってみたらわかるのですが、かなり身体に負担がかかります!

「こんな状態で普段過ごしてるの!?」とびっくりされる方もおられます。

この状態で考えられる身体の変化は

①顔が前に出ているので首から肩にかけての筋肉のハリ、コリ

②背中が前に湾曲している事で背中、肩甲骨周りの筋肉のハリ

③肩甲骨周りの筋が硬くなっているので動きが悪くなる、代謝のダウン

④見た目の印象が冴えない、悪い

などなど身体の良くない影響が出てきます。

 

①顔が前に出ているので首から肩にかけての筋肉のハリ、コリ

人間は首から上、頭は平均でだいたい体重の8%くらいと言われています。だいたいボーリングの玉くらいのイメージですね。

もちろん身体の部位の中ではトップレベルに重たいのですが、猫背で顔が前に出ているという状態はその重たい頭が前に行こうとしているという事です。いわばそれが前に行かないように首の筋肉や肩、背中の筋肉でがんばってひっぱり続けているという事です。そりゃ硬くなって張ってくるわ!って思いませんか?ひどい場合頭痛まで引き起こしてしまいます。恐ろしい…

 

②背中が前に湾曲している事で背中、肩甲骨周りの筋肉のハリ